ノーリツ企業年金基金について

退職後にうける年金・一時金
私たちは国民年金・厚生年金保険・
企業年金基金に加入しています

国からの老齢基礎年金・老齢厚生年金、
基金からの老齢給付金

私たちは、まず国の2つの年金制度に加入します。ひとつが20歳になると日本に住むすべての人が加入する「国民年金」で、もうひとつが、民間企業で働く会社員が加入する「厚生年金保険」です。つまり、私たちの老後の所得保障は、国からうける老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金(厚生年金保険)が中心となります。
しかしながら、現役世代が受給者の年金を支える国の年金制度は、「負担と給付」のバランスから年金額の水準を抑制する傾向にあります。老後の備えとしては、企業年金制度をはじめとするプラスアルファの保障が必要になってきています。
株式会社ノーリツで働く私たちには、「ノーリツ企業年金基金」(以下、基金)があります。私たちは入社から退職まで基金に加入します。この制度の下で、退職後にうける年金・一時金のための積み立てが行われます。 したがって、私たちは将来、国民年金から老齢基礎年金、厚生年金保険から老齢厚生年金を、そして基金からは年金あるいは一時金をうけることができます。

働き方によって加入する年金制度は異なります。
株式会社ノーリツに勤める私たちは[3階]の年金制度に加入しています。

企業年金基金の掛金は全額会社が負担します

企業年金基金の掛金は会社が全額負担しており、社員の負担はいっさいありません。
国の年金制度の保険料(厚生年金保険料。国民年金の分も含む)は、
会社と社員が半分ずつ負担しています。

退職金(年金)制度の概要

①退職一時金

退職金総額の20%(※)(会社支給)
退職金支給対象者は全員一時金として受給

②確定拠出年金

退職金総額の20%(※)(個人口座)
(月給者)2004年4月1日制度導入時50歳未満の者が対象
(日給月給者)2019年1月1日制度変更時59歳未満の者が対象
(上記対象者以外は①退職一時金を受給)

③企業年金〈基金〉

退職金総額の60%(※)(基金支給)
加入者期間20年以上の者⇒年金受給または一時金受給を選択
①全部年金として受給
②全部一時金として受給
③一部年金/一部一時金として受給
(3つの選択肢あり)
(加入者期間3年以上20年未満の者は全員一時金として受給)
  • 予定利率3%
  • 年金給付利率3%
  • 据置乗率3%
  • 年金保証期間20年

(※)比率は対象者の平均値

加入者と加入者期間

  • 加入者
    株式会社ノーリツの正社員就業規則に定める
    従業員を加入者とする。
  • 加入者期間
    基金に加入している期間を「加入者期間」といい、
    入社した日から退職した日までを、月単位で数えます。

年金給付のしくみ

将来うける年金のイメージ

企業年金基金

給付の種類

基金の給付は、老齢給付金、脱退一時金、
遺族給付金の3種類です

老齢給付金(終身年金)
  • ・加入者期間が20年以上ある加入者が退職し60歳になったとき。
脱退一時金
  • ・加入者期間が3年以上20年未満の加入者が退職したとき。
  • ・加入者期間が20年以上の加入者が60歳未満で退職したとき。
遺族給付金
  • ・加入者期間が3年以上である加入者が亡くなったとき。
  • ・年金受給待期者が亡くなったとき。
  • ・年金受給者が年金の保証期間中(第1標準年金、第2標準年金とも80歳まで)に亡くなったとき。